お客様へ:ポイント還元率が変更になりました。以前の1%から5%にアップし、より多くのポイントキャンペーンをご提供します。今後もポイントキャンペーンなどをお楽しみに! ×

【完全ガイド】2026年1月の天文情報:しぶんぎ座流星群からC/2024 E1彗星まで

【完全ガイド】2026年1月の天文情報:しぶんぎ座流星群からC/2024 E1彗星まで

2026年、新しい年を星空の美しい現象と共に迎えましょう。1月は三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」が年始早々に極大を迎え、見頃の木星と土星が月と美しく共演します。さらに、彗星や変光星など見逃せないイベントが目白押しです。本記事では、初心者から上級者まで楽しめる、2026年1月の主要な天文現象を完全網羅。観測のポイントから準備すべきことまで、詳しくご紹介します。

2026年1月 天文イベントカレンダー

まずは、1月に起こる主な天文現象を一覧で確認しましょう。観測計画の参考にしてください。

日付 天文現象 観測のポイント・備考
1月1日 初日の出 各地で時刻・風景が異なります。新しい年の始まりを太陽の光と共に。
1月3日 満月(ウルフムーン) 2026年最初の満月。月と木星が接近。
1月4日 しぶんぎ座流星群が極大 三大流星群の一つ。極大は朝6時頃、見頃は5時頃。月明りあり。
1月6日~7日 レグルス食 月がしし座の1等星レグルスを隠す。九州南部を除く日本で観測可能。
1月10日 木星が衝 一晩中観測に最適な時期。明るく目立つ。
1月23日 月と土星が接近 夕方の南西の空で、細い月と土星が並ぶ。
1月24日頃 くじら座ο星ミラが極大光度 周期約332日の変光星が最大光度に。肉眼で見えるかも?
1月30日・31日 月と木星が再接近 満月前の月と明るい木星が寄り添う。
1月中 24P/ショーマス彗星、C/2024 E1彗星が観測好機 双眼鏡や望遠鏡でチャレンジしてみよう。

三大流星群の幕開け!「しぶんぎ座流星群」を観よう

年の最初を飾る天文ショーが、しぶんぎ座流星群です。8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ「三大流星群」の一つに数えられます。

2020年にスロバキアで外国のカメラマンが撮影したクアドランテイド流星群。写真は南西の星空を示しており、当時の放射点は北東にあったため、流星の軌跡はほぼ上から下へ平行に現れている。 クレジット:Petr Horálek

2026年の観測条件と見頃

    • 極大時刻:1月4日 6時頃(予想)
    • 観測に適した時間:1月4日 未明~夜明け前(5時頃が最も多くの流星が期待できる)
    • 放射点:うしかい座とりゅう座の境界付近(かつての「壁面四分儀座」)
    • 予想される流星数:空の暗い場所で1時間あたり15~20個程度(月明かりの影響あり)
    • 月の条件:前日(3日)が満月のため、一晩中明るい月が空にあり、観測条件は良くありません
    • しぶんぎ座流星群と放射点 クレジット:Starwalk

観測のコツと注意点

条件は厳しいですが、諦めずに挑戦してみましょう。

  1. 月を背にする:明るい月が視界に入らない方角(月を背にした方向)を見ると、流星が見えやすくなります。
  2. 空全体を見渡す:流星は放射点付近だけでなく、空のどこにでも現れます。リラックスして広い範囲を見ましょう。
  3. 暗さに目を慣らす:屋外に出てから目が暗さに慣れるまで、最低15分は観察を続けましょう。
  4. 防寒対策は万全に:1月の未明は非常に寒いです。厚着をし、カイロや温かい飲み物を準備しましょう。
  5. 楽な姿勢で:レジャーシートに寝転がったり、リクライニングチェアを使うと首が疲れません。
流星の数は予測より増減することがあります。また、街中では見える数が大幅に減ります。少しでも暗い場所を選びましょう。

冬の夜空の主役たち:惑星の動きと天体接近

1月は木星と土星が観測のハイライト。特に木星は「衝」を迎え、一晩中輝きます。

木星 - 1月の星空の王様

  • 木星がふたご座で衝 クレジット:Starwalk
  • 見頃:1月10日にを迎え、ほぼ一晩中観測可能。
  • 明るさ:-2.7等と、夜空で最も目立つ星の一つ。
  • 位置:ふたご座にあります。
  • 観測の楽しみ方
    • 肉眼:非常に明るいので、街中でも簡単に見つかります。冬の1等星たちとの色や明るさの違いを比べてみましょう。
    • 双眼鏡・望遠鏡:周囲を公転するガリレオ衛星(イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト)の動きが観察できます。天体望遠鏡なら、表面の縞模様や大赤斑にも挑戦できます。
    • おすすめ:
    • SVBONY SV503 102ED 口径102MM F7 屈折望遠鏡

      経験豊富な観察者だけでなく、初心者にも適しています。天体写真、月と惑星、自然観測、星雲と銀河などに適用します。

      SVBONY SV503 102ED デジカメセット 天体望遠鏡の拡大撮影セット

      天体写真、月と惑星、自然観測、星雲と銀河などに適用します。万が一商品には不具合また損傷がありましたら、お気軽にご連絡ください。必ず最善を尽くし、保証サービスをご対応いたします

      SVBONY SV215 1.25" 焦点距離3 mm-8 mmプラネタリー ズームアイピース 見掛け視界56° 

      月・惑星を高倍率で観測するときに使いやすい倍率、覗きやすい視界を優先して設計されたアイピースです。3-8mmのズームでズーム全域で見かけ視界56°です。

      主に短焦点の屈折天体望遠鏡に適しており、高倍率の月や惑星の観測に適しています。

      MK90 マクストフカセグレン式望遠鏡 眼視観望セット天体観測

      月との接近や満ち欠け 火星・木星・土星を観察できます。

      天文愛好家向けに設計された惑星観測セットです。天頂ミラー、ファインダースコープ、ズーム接眼レンズが含まれており、月のクレーター、木星、土星の環などの細部を鮮明に観察できます。軽量で持ち込みやすく、特に初心者が月や惑星を視覚的に探査するのに適しています。都市部での日常観測にも使用できます。非常にコストパフォーマンスの高いエントリーレベルの天体観測です。経緯台と三脚が必要な場合は、最大10kgの耐荷重があり、微調整可能な追尾を実現するSV225経緯台とSV225T三脚をお勧めします。

      SV505C カラーCMOSカメラ 惑星撮影セット「ADC大気分散補正プリズム付き」

      セット内容
      ①SV505C IMX464搭載 CMOSカメラ
      ②SV199 1.25” ADC大気分散補正プリズム
      ③UV IRカットフィルター/IR パス フィルター

      IMX464は近赤外光領域での感度が高い点が最大の特徴です。QE約80%、IR850 CH4などのフィルターと組み合わせた新しい撮影スタイルを提供します。
      SV199ADC 大気分散補正プリズム付属、大気差による色にじみによって解像度が向上してしまいます。惑星観測の際に、惑星の上下に色にじみを打ち消すように補正することができます。

月と惑星の美しい共演(接近)

明るい惑星と月が接近する様子は、初心者にもわかりやすく、写真撮影にも最適です。

2025年10月14日未明、中国黒竜江省佳木斯市富錦市で撮影された木星伴弦月。クレジット:曲玉宝 氏

  1. 1月3日:満月と木星の接近
    満月を迎えたばかりの明るい月と、衝を目前にした木星が並びます。月明かりの中でも木星ははっきりと確認できるでしょう。
  2. 1月23日:細い月と土星の接近
    夕方、南西の空に沈みゆく土星に、三日月に近い細い月が寄り添います。日没後の淡い空に浮かぶ、繊細な光景です。
  3. 1月30日・31日:月と木星の再接近
    再び月が木星に近づきます。空高く昇った位置で、二つの明るい天体が寄り添います。

クレジット:国立天文台

土星 - 環が細い時期だからこそ

土星は1等星ほどの明るさで、夕方の南西の空に見えます。2025年春に「環の消失」現象があったため、2026年1月時点では環が非常に細い状態が続いています。環がほとんど見えない珍しい土星を、望遠鏡で観察してみましょう。代わりに、土星本体の縞模様や衛星タイタンに注目するチャンスです。

クレジット:国立天文台

その他、見逃せない天文現象

レグルス食(1月6日深夜~7日未明)

しし座の1等星・レグルスが月に隠される「恒星食」です。潜入(星が月に隠れる瞬間)は月の明るい縁で起こるため肉眼では難しいですが、出現(星が月から出てくる瞬間)は比較的観察しやすいとされています。双眼鏡や望遠鏡で挑戦してみてください。

地点 潜入時刻 レグルスの高度 出現時刻 レグルスの高度
札幌 1時05.2分 52.7度 2時21.5分 58.5度
仙台 1時11.8分 56.9度 2時23.3分 63.3度
東京 1時16.7分 58.8度 2時20.7分 65.5度
京都 1時15.8分 56.6度 2時08.5分 63.9度
福岡 1時24.9分 55.4度 1時42.2分 58.3度

クレジット:国立天文台

観測可能地域:九州の一部および沖縄を除く日本各地。潜入・出現の時刻は地域によって異なります。

くじら座ο星ミラの極大(1月24日頃)

約332日の周期で3等星から9等星まで大きく明るさを変える「長周期変光星」です。2026年1月24日頃に極大光度(最大の明るさ)になると予想されています。3等級まで明るくなれば、南西の空で肉眼でも見つけることができるかもしれません。赤っぽい色にも注目です。

クレジット:StellaNavigator/アストロアーツ

彗星に挑戦!

  • 24P/ショーマス彗星:1月4日に地球に最接近、8日に近日点通過。最悪で7等台後半と予想され、暗い空なら望遠鏡や高倍率双眼鏡で観測できる可能性があります。
  • 2026年初頭におけるショーマス彗星の星座間の移動経路。 クレジット:Starwalk
  • C/2024 E1 (ウィエルツホシュ)彗星:1月20日に近日点通過。南半球で双眼鏡観測の可能性あり。明るくなれば5等級程度になるかもしれません。
  • 2026年初頭におけるフィエチジョシュ彗星の星座間の移動経路。 クレジット:Starwalk

冬の星空を探検しよう

1月の宵空は、一年で最も星が輝く季節です。「冬の大三角」や「冬のダイヤモンド」を目印に、星座巡りを楽しみましょう。

観測の準備と心得

  1. 防寒対策:想像以上に寒いです。重ね着、防寒靴、手袋、帽子、カイロを活用しましょう。
  2. 観測地の選定:安全で、できるだけ街灯などの光が少なく、広く空が見渡せる場所を選びます。
  3. 道具:肉眼観測が基本です。双眼鏡があると、星雲や彗星、木星の衛星などがより楽しめます。星図アプリ(例:星空ナビ、iステラ、Sky Tonight)は位置確認に大変便利です。
  4. マナーと安全:夜間は交通事故に十分注意する、観測中は周囲に気を配るなど、常識を持って楽しみましょう。

まとめ

2026年1月は、しぶんぎ座流星群に始まり、輝く木星と土星、細やかな恒星食や変光星まで、見所が盛りだくさんです。月明かりなどの条件は完璧ではありませんが、それぞれの現象に合わせた観測方法で、冬の澄んだ夜空を楽しむ絶好の機会です。暖かく装備して、年始の星空散歩に出かけてみませんか?


レビューを書く