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天体望遠鏡の選び方

天体望遠鏡の選び方

天体望遠鏡を知ろう

天体望遠鏡は、レンズや反射鏡が入っている「鏡筒」と、鏡筒を取付けて自由に安定して動かせるようにする「架台」、架台をしっかり支える「三脚」を組み合わせたものです。大きな鏡筒を取付けるためには大型の架台や三脚が必要になりますし、持ち運んで使いたいならすべてをコンパクトにまとめることになります。
どのような天体を観測するのか? 天体写真撮影が目的なのか? 移動をともなう天体観測なのか? など、目的に応じて選びましょう。ビクセンの天体望遠鏡は、鏡筒・架台・三脚のすべてがバランスよく組み合わされています。また、将来のステップアップも可能なようにシステム化していますので、安心してお求めいただけます。

倍率は変えられる!

倍率(拡大率)は観測対象によって決めます。望遠鏡の倍率を決めるのは鏡筒の焦点距離と接眼レンズ。鏡筒(対物レンズまたは主鏡)の焦点距離を、接眼レンズの焦点距離で割ったものが倍率です。接眼レンズを交換すると倍率を自由に変えられます。

星雲や星団の観測や写真撮影では20〜50倍の低〜中倍率、二重星や月面の詳しい観測なら50〜100倍、惑星の表面の模様などをはっきり見たいなら150倍以上といったように、観測対象にあわせて倍率(接眼レンズ)を替えながら適切な倍率で楽しみましょう。

倍率による見え方

対物レンズ有効径(口径)と倍率の関係です。
空の暗さや大気の状態、観察する時期などにより天体の見え方は大きくかわりますので、おおよその目安としてください。

使える倍率を決めるのは何?

いくら接眼レンズ次第で倍率が変えられるといっても、あまりに倍率を上げると、視野が暗くなったり、像がぼやけたりしてしまいます。
天体望遠鏡には「適正な倍率」があり、その値は対物レンズや主鏡の口径(有効径)で決まります。適正な倍率は、口径の大きさ(ミリ数)を約2倍した数値までです。それ以上に倍率が高くなる接眼レンズを使っても、像は暗くぼやけてしまい、あまりよくは見えません。

鏡筒の口径と焦点距離

天体望遠鏡の心臓部ともいえる鏡筒は、星の光を集める対物レンズや反射鏡(主鏡)と、目で見るための接眼レンズで構成されています。大きくわけて「屈折式」、「反射式」、「カタディオプトリック式」の3種類があり、それぞれに適した使い方や観測対象があります。選ぶときにポイントとなるのは、ずばり対物レンズや主鏡の口径(有効径)です。暗い天体の光を集めるのが天体望遠鏡の主目的なのですから、口径が大きいほど、たくさんの光を集められるために明るくなり、暗い天体の観測・撮影に使えることになります。

対物レンズや主鏡の直径を有効径(口径)と呼びます。
対物レンズや主鏡の中心から、屈折または反射した光が一点に集まる点(焦点)までの長さが焦点距離です。

 


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