SA401スポッティングスコープは25Xから75Xまでの幅広い倍率があり、さまざまなニーズに対応します。
バードウォッチング用のスポッティングスコープは、幅広い観察状況下で優れたパフォーマンスを提供できるように設計されています。
自然の観察記録のデジタルでの撮影が簡単に行えます。
在庫あり
SVBONY SA401 デジタルカメラ撮影セットAPO級フィールドスコープ 25-75X100MM アーチェリー用 自然観察用
特殊な分散特性を備えた特殊低分散光学ガラスにより色収差を大幅に低減し、優れた色補正で非常にシャープな画像をレンダリングします。
100mm対物レンズを備えたスポッティングスコープは、1000m先で31m〜16mの視界と95%の光透過率を提供し、視界を明るくします。
接眼レンズを取り外して電子接眼レンズを取り付けて鳥を見ることができます。
APO アポクロマートは、ぼやけたエッジの問題を解決し、より良い鮮明な画像を提供します。
75倍まできちんと使える100mm径の大口径ズームスコープ、価格性能比では破格
長年愛用したニコン製スコープの後継機として購入しました。肝心の光学性能ですが専門的な評価は出来ませんが
20年以上ニコン製を愛用(ED78→ED82)して来た素人なりの比較評価をさせて頂きます。現有はニコンED82直視型
(82mm径、ワイドDSx50倍装着)、この組み合わせは明るく広視野で全視界ほぼ100%フラットな高画質は素晴らし
かったのですが、長年の酷使が祟って内部劣化も進んでおり新品性能での比較では無い事をご承知を。
注文後5日目に到着、外観内部共に異常無し、光軸は接眼レンズの真ん中で真円、無問題。
視野角:ズームアイピースVS固定倍率広視野のワイドアイピースで、視野角が劣るのはスペックからも承知でしたが
狭いと感じる程ではなく、むしろ同じ50倍では割と頑張っています。25倍ではそれなりに広がりますが低倍率では
画質が落ちる感じで、低倍率はあまり使い道がない感じです。
見え味:安物スコープにありがちな像の滲んだ安っぽさはありません、シャープでくっきりした高い画質は
ニコンのかつてのフラッグ機ED82と比べて見劣りしません(ただやや色再現性で劣るか、全体が白っぽく感じる)
最高倍率75倍まできちんと使えるズーム性能には感心します(これが安物ズームスコープになるとスペックだけ)
良像範囲はED82+ワイドDSに少し劣りますが、周辺部にやや緩みはあっても、ほぼ全範囲をフラットかつクリアに
見せていて、最高倍率では若干歪みを感じますが気になる程ではありません、色収差も良く、総じて固定アイピース機
に負けない画質を最大倍率まできちんと維持する性能は評価します
明るさ:傾斜型は直視型より暗くなる傾向がありますが口径差で補っています、最高倍率でも暗いとは感じませんが
日中では思ったほど明るく感じませんでした(100mm径に期待し過ぎたか)、薄暮・夜間ではやはり差を感じます。
レンズフィルター:残念ながら先端部にフィルターを装着出来ません、サポートからもフィルター装着は非対応との事。
ヘビー級なので先端部のレンズ保護が出来ないのはフィールド使用ではやや不安です、運用でもフィルター無しは辛いです。
ピント合わせ:これが不満点です、初動では大変堅く、大口径故に被写界深度が浅いのでピントの微調整がし辛いと
ストレスが溜まります。ただ何度か回すうちにだんだん馴染んで来た感じでもう少し様子を見ます。ズームリングも
やや堅いのですがこちらは許容範囲かと
三脚バランス:見た目はトップヘビーに見えますが意外と良いです、3つある取付け穴で後ろ寄りに取り付ければすぐに
頭カクンとはなりません。ただ約3kgのヘビー級ですから三脚を選ぶのと、コンクリート面で倒したらただじゃ済まない
ので気を使いそうです。
総じて100mm口径、75倍ズーム付き、EDレンズ/FMC/APO機でこの性能価格比は破格と思います。これよりワンランク
上の画質を望むなら+数十万の出費です(コーワTSN-99Aは40万円台)、十分に妥協出来る性能と思います。
85mm機と迷いましたが1キロ軽くサイズも一回り小さいあちらの方がバランスが良く取り回しは楽でしょう。60倍あれば
十分と思うなら85mmをお奨めします、本機はデカくて重いので可搬性には難があります。
星評価はデカく重いので取り回しとレンズフィルターとピントリングの堅さで1つ減点です。あと残念なのは付属のソフト
ケースと前後カバー(何故にハーネスが内側に縫い込みなの)の造りが良く無く装着すると操作性をスポイルします。
まあオマケなので仕方なしか。