夏の天の川 | 冬の天の川 |
![]() |
![]() |
出典:ZHIHU
・長野県阿智村浪合。
標高1,200mの山間に位置するこの地は星空鑑賞に適した場所。豊かな自然が残り、空気が澄んだ地だからこそ観える美しい星空。環境省が実施する全国星空継続観測で、星が最も輝いて観える場所に選ばれた聖地で美しい星空をお楽しみください。(出典:南信州 昼神温泉公式観光サイト)
・長野県野辺山高原。
天文学者が選ぶ「日本で一番綺麗な星空ベスト3」として、沖縄県石垣島、岡山県井原市美星町とともに、「日本三選星名所」に選ばれています。(出典:佐久地域振興局)
出典:佐久地域振興局
・北海道層雲峡。
層雲峡は周囲の光に邪魔されることが少なく、最高の星見スポットです。遮るものがない空には数えきれないほどの星の輝きが。空を流れる乳白色の天の川、季節の星座が皆さまを神秘的な世界へ誘います。(出典:層雲峡温泉 唇雲峡 朝暘亭)
出典:層雲峡温泉 唇雲峡 朝暘亭
・その他の場所。
市街地を避けた、山間部や海沿いなど、光害が少ない場所。
・さそり座は全天でも明るい星座の一つです。その中、アンタレスは全天21の1等星の1つです。明るいだけでなく、独特の「オレンジ色」の光を発しています。そのため、さそり座は夜空でよく目立ちます 。
出典:星空有約
・射手座とさそり座は隣り合っており、いくつかの三角形と四角形が弓矢と射手座の形を形成しており、簡単に識別できます。特筆すべきは、射手座の弓の位置は、天の川の中でほぼ最も明るく、最も星が密集している位置であるということです。さそり座の心臓とも言います。この地域も、天の川の写真撮影にも最適な場所です。
出典:FLICKR
・夏の大三角は、こと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)、はくちょう座のデネブという3つの明るい1等星で構成されています。牛飼いと織姫の美しい伝説はここから来ています。この大三角は天の川を横切り、夏の夜には澄み切って明るく見えます。
出典:星空有約
・カシオペヤ座。カシオペヤ座は北半球ではほぼ一年中見ることができ、北極星に非常に近く、独特のW字型をしているため、見つけやすい星座です。
出典:ZHIHU
上記の星座はすべて、天の川を見つけるのに役立ちます。初めて星座を見つけるのは時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば、基本的に指先で簡単に見つけられるようになり、すぐにターゲットを見つけて撮影状態に入ることができます。これらの星座の位置を覚えておけば、天の川だけでなく、構図や他の深宇宙天体の撮影にも役立つことがわかります。
お勧め
SA203 12×50双眼鏡:これはコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
SV202 10×50双眼鏡とSA204 10×50ポロ双眼鏡:卓越した画質性能とコストパフォーマンスの高さが大きな魅力です。
細部へのこだわりが強い場合は、他の点も考慮してください。画質を向上させるために、プリズムにはBaK-4ガラスを使用することをお勧めします。屋外で長時間観察する必要がある場合は、防水・防曇双眼鏡をお勧めします。
注意事項
・周囲に強い光がないことを確認してください。周囲に強い光があると、露出オーバーになり、白飛びした写真になってしまう可能性があります。
・スマホを動かさないでください。撮影開始後は、スマホが揺れないようにしてください。揺れがあると、撮影した写真にゴーストが発生します。三脚などを使用してスマホを固定することをお勧めします。三脚がない場合は、スマホを立てかけられる場所に置いておくこともできます。
・感度。感度が高いほどノイズが多くなるため、高ければ高いほど良いというわけではありません。
・シャッタースピードは長すぎないようにしてください。地球の動きに合わせて、空の星も常に動いています。撮影時間が長すぎると、星が線、つまり星の軌跡のようになってしまいます。そのため、シャッタースピードは長すぎず、一般的には20~30秒以内に抑えてください。時間が長すぎると、星の軌跡になってしまいます。例えば、下の写真のように。30分ほど撮影すると、きれいな星の軌跡が撮れます。
出典:360知図
追尾装置がない場合、長時間露光の秒数の目安となる計算式が提供されています。この値を超えると、星が動いて線状に写ってしまいます。この計算式はあくまでも参考値です。追尾装置がない場合でも「星の尾を引く」は発生し、「星の尾を引く」を最小限に抑えることしかできません。
上限露出時間= 500÷ (レンズの焦点距離 x フィルムフレーム換算倍率)
フィルムフレーム換算倍率:フルサイズは1、APS-Cは約1.5
多少なりともお役に立てたのであれば何よりです幸いです嬉しいです。