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2025年6月の星空・天文情報 :南十字星観測、月面X、18.6年ぶりに最も低い位置での満月、星雲・星団など——★2025年6月の天体イベント★

2025年6月の星空・天文情報 :南十字星観測、月面X、18.6年ぶりに最も低い位置での満月、星雲・星団など——★2025年6月の天体イベント★

6月は晴れの日が少ないですが、素晴らしい天文現象も多く見られます。 6月初旬、明けの明星金星は1日に西方最大離角となります。11日に、月の表面に謎のサブタイトルXが表示されます。2025年6月の満月は、北半球の地平線に最も近いまた18.6年ぶりの最も低い位置での満月となるため、大きく見え、オレンジ色に輝きます!逃がさないよ!17日には火星とレグルスが非常に接近します。天気が良ければ、2つの「明るい」星が並んで見えます。また、6月は南十字星を観察できる最後のチャンスでもあり、夏の星雲・星団の始まりでもあります。
この記事では、2025年6月の主な天文イベントの見どころや時間、観測方法など、天文情報を紹介します。これを読んでくださる方々に少しでもお役に立てれば幸いです。

2025年6月の天文現象カレンダー

(🌟:注目イベント / 青色:絶好の夜)
※下弦~新月の夜空はとても暗く、星も見やすいので絶好の夜と言われています。 

日付

曜日

天文現象・イベント情報

6月(特に月初め)

🌟南十字星観測ラストチャンス(沖縄・波照間島)

6月全月

🌟(DSO)夏は星雲・星団を観察するベストシーズン(環状星雲M57、三裂星雲M20など)

6月1日

月と火星が接近

金星西方最大離角

6月3日

🌟月面X(22:50頃)

6月11日

🌟北半球で18.6年ぶりに最も低い位置での満月・ストロベリームーン・ハニームーン

2025年6月の満月は北半球の地平線に近いため、大きく見え、オレンジ色に輝きます。しかし、これはスーパームーンではありません。また、北半球で18.6年ぶりに最も低い位置での満月です!

6月17日

火星とレグルスが大接近

6月19日

下弦の月

明け方、月と土星が接近

6月21日

夏至

6月22日

明け方、月と金星が接近

6月25日

新月

木星が合

6月27日

細い月と水星が接近

6月30日

夕方、月と火星が接近

2025年6月の天体イベント(注目)

南十字星丨 出典:【流れ星の丘】石垣島プライベート天体観測所

南十字星と石垣市の夜景丨 出典:国立天文台

- 6月(特に月初め) 南十字星観測のラストチャンス:波照間島の星空

見どころ:南十字星は、4つの明るい星が十字形に並ぶ稀有な星座。6月(特に月初め)は年間最後の観測機会で、水平線近くに沈む様子が神秘的です。
時期:日本では1月~5月がベストシーズンです! 12月下旬になると、南十字星が観測できる時間は昼間から日の出近くになり、昇る時間もだんだん遅くなっていきます。 6月の日没頃になると徐々に夕日と重なり、見えなくなってしまいます。したがって、6月(特に月初め)が観察できる最後のチャンスです!

石垣島で南十字星が見える時期と時間帯丨 出典:石垣島天文台

場所:沖縄県・波照間島(日本最南端)
観測条件:

● 天候が晴れで、周囲の光害がほぼゼロの環境。
● 20:00~22:00に南の低空を観測

観測方法:

● 肉眼でOK!島内の「星空観測タワー」では、南十字星の解説付き観測会が開催される
● 撮影なら広角レンズ+三脚で、星座全体を捉えるとロマンチック。

星雲・星団丨 出典:starwalk

- 6月全月 (DSO)星雲・星団など

目標

● M8 礁湖星雲
● M20 三裂星雲
● M24 スタークラウド
● IC4592 青い馬頭星雲
● M4 さそり座の球状星団
● M11 たて座の散開星団
● M27 亜鈴状星雲・アレイ星雲・あれい星雲・こぎつねの座惑星状星雲
● M57 リング星雲・環状星雲・こと座の惑星状星雲
● M16 わし星雲
● M17 オメガ星雲
● M13 ヘルクレス座の球状星団

時期:6月全月(特に新月前後や月が低い位置にある時間帯での観賞が理想的)
場所:特に必要なし
観測条件:空が見えない雨天を避ける
観測方法

● 双眼鏡(10x50などの大口径・高倍率):M4/M8/M20/M24など明るい天体に最適。視野が広く星座内定位に有利。
● 小型屈折望遠鏡(80mm口径+20mmアイピース):M11/M27/M57の構造観察に必要。赤道儀不要で軽量。
大口径反射望遠鏡・マクストフカセグレン式望遠鏡(200mm以上+追尾装置):M16の微細構造やM13の星の分解に必須。冷却CMOSカメラ併用で撮影できる。
光害カットフィルター活用:撮影する際に、街明かりなどの不要な光(光害)を除去できる。

月面Xの形成

- 6月3日 月面X(22:50頃)

見どころ:「月面X」とは、ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの境界きょうかい部分に、真横から太陽光が当たることで「X」の文字がうかび上がって見える現象です。この文字は、幅約15キロメートル、高さ約20キロメートルで、まるで月が地球に神秘的な信号を送っているかのようです。
時期:6月3日 22:50頃
場所:特に必要なし
観測方法

● 眼視観望 :SV30 10x42双眼鏡 又はSVBONY SV503 102ED天体望遠鏡SV230 8mm~20mmスーパーズームアイピース
● 天体撮影 :SVBONY SV503 102ED天体望遠鏡セット
  ◦ 102mmの大口径、より強い集光力
  ◦ デュアルスピードフォーカス、正確なピント合わせ
  ◦ 月面を高精細に撮影できるSV405CCなどの天体カメラを選べる

ハニームーン丨 出典:starwalk

- 6月11日 满月・ストロベリームーン・ハニームーン

見どころ:2025年6月の満月は18.6年で最も低く、巨大に見えるでしょう!地平線に近いため、月の錯覚により通常よりも大きく見え、大気による屈折により金色または赤みがかった輝きを与えます。これは日の出や日の入りと同じ太陽現象です。
時期:6月11日
場所:特に必要なし
観測条件:月が見えない雨天を避ける
観測方法

● 肉眼でOK!2025年6月の満月は北半球の地平線に近いため、大きく見え、オレンジ色に輝きます。そのため、肉眼で観測しても問題ありません。
● 月面のクレーター、月の海の境界、山などの地形を観察したい場合は、SV202のアップグレード版などの双眼鏡(推奨7〜10倍、口径30〜50mm)を使用できます。
● 月面のクレーターや海の中の様子を鮮明に観察したい場合は、SV550 122mmMK127などの望遠鏡(口径80mm以上)を使用することができます。

出典・参考

国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/

国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

国立天文台「広報ブログ」https://www.nao.ac.jp/news/blog/2022/20220124-ishigaki.html

アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/

Star Walk「天文ニュース」https://starwalk.space/ja/news

ケンコー「天文特集」https://www.kenko-tokina.co.jp/special/celestial/cat1174/

福岡市科学馆「お知らせ」https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/news/

仙台市天文台「天文情報」https://www.sendai-astro.jp/observation/blog/osusume/

星野村トリビア「ピックアップ」 https://www.hoshinofurusato.jp/pickup/archives/318

石垣島天文台「南十字星モニター」https://murikabushi.jp/?page_id=24

【流れ星の丘】石垣島プライベート天体観測所 https://book.goattours.com/article/milkyway-southerncross?lng=ja-JP

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